「香川同宗連」を結成
県内の67宗教教団らが参加
「解放新聞」(2004.08.02-2180)
【香川支局】「同和問題にとりくむ香川県宗教教団連帯会議(香川同宗連)」の結成大会が、6月18日、高松市内のホテルでひらかれた。
香川同宗連の結成は、全国で30番目、県内67の宗教教団などが結集した。宗派を超えて部落問題の解決をはじめ人権確立社会をめざすことから、社会的に大きな影響力をもつものと期待される。
結成大会では、よびかけ人であり、議長に就任した立岡光観・前県仏会長(真言宗善通寺派)が「誕生したばかりで五里霧中だが、他府県の組織を参考にしながら、みんなの力で発展をめざし、部落解放社会をめざしたい」とあいさつした。
来ひんあいさつでは、中央本部から組坂委員長が「差別を撤廃するには、さまざまな団体との連携が大事」と、県連からは岡田健悟・執行委員長がそれぞれ祝辞をのべた。
また、山根憲次・世界救世教いずのめ教団人権擁護委員会事務局長が「宗教者と部落差別問題」と題して記念講演をおこなった。山根さんは「宗教者と同時に地域住民の一人という視点をもち、差別はいけないという宗教者になることが差別の撤廃につながる」と話した。
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