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全女で実態把掘へ
アンケート調査実施し
全女活

「解放新聞」(2004.11.01-2192)

 

 第61期第1回全国女性活動者会議を10月18、19日、鳥取県・対翠閣でひらき、23府県92人が参加し、厳しい社会情勢に負けず、それぞれが展開してきた運動を交換しあった。また、1月にひらく鳥取全女に向け、鳥取県連女性部が未組織部落含め、すべての支部にオルグ活動を展開するなど、全女成功への熟い意志を感じる活動者会議となった。
 50回目の記念すべき年を迎える全女では、昨年、国連女性差別撤廃委員会が出した勧告をうけ、部落女性の実態を示すため、全女参加者にアンケートをおこなう。これは本格的な実態調査実施に向けての大きな一歩となる。
 学習講演①は、「バッジを付けた松岡書記長に会いたい」という全国の女性の声を受け、松岡書記長が国会活動開始から3か月、解放の議席をもってなにをおこなっていくか、部落解放運動に本気になって返していくと、決意を語った。
 また、学習講演②では、東京都内を中心にした「連続・大量差別ハガキ事件」の真相報告を浦本誉至史・部落解放同盟東京都連執行委員がおこなった。この同じ日に、犯人がようやく逮捕された。
 2002年から始まったおびただしい数の差別ハガキや代引き物品送りつけなどの真相報告を受け、「差別と断固として闘う」という思いに支えられながらも、人間の尊厳を粉ごなにする内容のハガキを目のあたりに、被害者の心の傷を思い、会場が静まりかえった。


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