県水平社80周年で記念誌
レセプションひらく

「解放新聞」(2004.12.27-2200)

　【香川】香川県水平社創立80周年『香川の部落解放運動史（戦後編）』発刊記念レセプションを12月11日、丸亀市内のホテルでひらき、204人が参加。戦後香川の部落解放運動をしるした記念誌発刊を祝い、多くの来ひんがそれぞれ祝辞をのべた。また香川での部落解放運動に尽力した功労者９人を表彰した。中央本部からは、松岡書記長が駆けつけた。
　岡田健悟・県連委員長があいさつにたち、「香川県人権研究所の協力を得て記念誌を発刊できた。先人たちがいかに解放の灯をともしてきたか見てとれる資料だ。先人たちの部落解放への意欲を受け継ぎ、今日の社会背景をしっかりおさえ、励ましや指摘を真剣に受け止め、社会的期待を引き継いできた明かしに、きょうこの場があると思っている。社会使命、役割を担う志をいっそう強めていきたごと決意を語った。
　松岡書記長をはじめ、真鍋武紀・香川県知事、尾崎道広・香川県議会副議長、友永健三・部落解放・人権研究所所長、森山亮・部落解放・人権政策確立要求香川県実行委副会長、高野眞澄・香川人権研究所理事長がそれぞれ祝辞をのべた。