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部落問題資料室
NEWS & 主張
狭山第3次再審へ向け
リボンキャンペーンにとりくもう
10.29は討論集会
10.30は現地集会
「解放新聞」(2005.9.26-2237)

 拡大全国狭山活動者会議・狭山住民の会全国交流会を9月14日午後、東京・中央本部でひらき、70人が参加、当面する10月29日の狭山再審闘争勝利にむけた徹底討論会(狭山市市民会館)、30日の狭山事件の再審を求める市民集会(旧人間川小学校跡)への結集をはじめ、「狭山事件の再審を求める市民集会実行委員会」が作成したリボンキャンペーンにとりくむことも確認した。
 基調のなかで松岡書記長は、①7人の弁護士が新たに弁護団に加わるなど、狭山のとりくみは着実に前進している②来春の第3次再審請求への弁護団のとりくみを支えていきたい③私たちには、狭山をどう勝利に導くかの役割がある、間口を広げた市民集会への参加をよびかけるためにも、しっかりとしたオルグができるように総学習を④逆風のなかめげずに狭山という一つの戦線に結集できるようにがんばりたい、とのべ討論集会、現地での市民集会への参加をよびかけた。
 弁護団報告で中山武敏・主任弁護人は、第3次は厳しい闘いになるとの覚悟をしたうえで、それに負けない体制をつくる、弁護団・石川さん・支援が心を一つにして闘う、と決意を語った。そして第2次再審棄却決定の不当性、とりわけ再審の門をさらに狭めようとする中身を批判、事実調べをさせられるかどうかが展望を切りひらく第一歩になる、新証拠を積み重ねていく、と決意をのべた。

シンボルマークも活用し

 石川さん夫妻は、ともに不退転の決意で闘い抜く固い決意を披露した。
 とりくみ報告では、大阪や京都が11月に集会を予定しているのをはじめ、狭山を風化させないために各支部オルグにとりくんでいる(福岡)、リボンを活用していく決意も各地の代表から語られた。
 この会議の後、市民集会実行委員会がひらかれた。鎌田慧・市民の会事務局長は、①石坂啓さんによる石川さんをデザインした「シンボルマーク」の活用②これまで集会に参加した人たちが、1人ずつ新しい人を連れてくる③第3次再審請求にあわせ、さらによびかけ人を増やし署名運動を展開したい、とのメッセージを送付した。


狭山事件の再審を求めリボンキャンペーン
市民集会実行委員会が

無罪獲得訴えリボンを胸に街へ出よう!!

 無罪獲得の「願い」を「行動」に。狭山再審リボンを胸に街に出よう――と、狭山事件の再審を求める市民集会実行委員会(代表世話人・庭山英雄、広瀬礼子)が、このほど再審を求めるリボンキャンペーンとしてオリジナルの「狭山再審リボンバッジ」を製作した。
 このリボンバッジは、縦30mm x 横21.5mm x 厚さ1mmで、ピン留め式。グリーンの本体は、狭山名産の狭山茶をイメージし、ブルーの縁取りは「無罪獲得」の願いを、黄色の文字(SAYAMA)は決してくじけない私たちの闘志をあらわしている。
 1個100円で5個1口で販売。売上収入は、すべてバッジを再生産するための製作費にあてる。第1次製作目標は5万個。カンパ大歓迎。
 世論に訴え、再審実現を市民の力で勝ちとるために、1人ひとりが胸に「狭山再審リボンバッジ」をつけて、石川一雄さんの無罪を獲得しよう。
 注文先は、「狭山再審市民集会実行委員会」ホームページにある注文フォームで直接注文してください。支払いはバッジ同封の郵便振替でお願いします。
http://www.sayama-case.com/
 同盟員は、当該の都府県連へ注文してください。


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