「米軍基地をなくそう!沖縄から日本からアジアから イラク占領反対! 自衛隊は撤退を憲法改悪・教育基本法改悪を許さない」と掲げて10月21日夜、東京・日比谷野外音楽堂で、グアム、オーストラリア、フィリピン、韓国から6人の海外ゲストを迎えて「10.21国際反戟反基地集会」をひらき、5000人が参加。集会後、都内をデモ行進した。主催は、フォーラム平和・人権・環境(平和フォーラム)など7団体で構成する同集会実行委員会。
集会では、グアム島のフアナイ・カストロさんが、日本政府は、沖縄からグァムへの米軍基地移転の費用の支払いに合意している、と報告し「もう戦争は要らない、基地を作らないで」と訴えた。オーストラリアのデニス・ドーティーさん、フィリピンのアガリン・サラ・ナガセさん、韓国のチャン・ドジョンさん、コ・ジソンさん、ヤン・ギチャンさんら海外からの発言を受けた。
開会宣言で、平和フォーラムの福山真劫・事務局長は、①米軍のプラスフォーメーションに反対②米軍・多国籍軍はただちにイラクから撤退を③「教育基本法」・憲法の改悪に反対し、憲法理念に沿って平和を創る、を集会テーマにあげ、「ここに集まった力で平和と民主主義のために闘いたい。闘いはいまから、闘いはここから」とよぴかけた。
また、ヘリ基地反対協からは、「もっと政府に怒りを出し合おう。米軍が、日本政府が、沖縄をますます踏みにじるのなら、沖縄の住民はいつまでも日米両政府に従順なのではない」と闘いの決意をのべた。
東京平和運動センターからは「この集会を、反戦・平和の運動で小泉を打倒する大きな契機に」と訴えた。
沖縄平和運動センターからは「沖縄はいま、米軍のやりたい放題の状況。全国の仲間が手をとりあい、アメリカがわが国を侵略戦争に使おうとする野望を断固として止めよう。手に手をとりあい、スクラムを組み、この国の間違いのない未来をおたがいの力で創ろう」と訴えた。
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