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部落問題資料室
NEWS & 主張
佐賀全高成功へ討議
差別の現状の報告も
高校生が全国活動者会議もち
「解放新聞」(2006.06.19-2273)
 「Stand up!! 自分たちの手で―差別のない平等の大空へこの絆と思いをのせて」これがこの夏の高校生集会のスローガンとなった。
 今年、7月28~30日の日程でひらく「部落解放第38回全国高校生集会」に向けて、開催地の佐賀県唐津市で6月3、4日、全国高校生活動者会議をひらいた。この活動者会議には、9都府県から70人の高校生や引率者が参加した。
 会議の1日目は、高校生だけで討議の場をもち、各地の活動や差別の現状についての報告や集会に向けて開催要綱の確認、分科会の分担などが話し合われた。2日目は、前日の討議をもとにスローガンを決めた。地元佐賀県連からは、4人の高校生が参加した。
 主催者あいさつをした岡田教育対策部長は、いま、国会では、「教育基本法」改悪の動きがすすみ、「愛国心の強要」がされようとしている。これは、かつての天皇制ファシズムの再来であり、高校生も政治や社会情勢に関心をもってほしいと訴えた。また、全国学力テストがされようとしている。学校選択制とあいまって「差別越境」を生み、格差を固定化するのではないかとの懸念を表明し、教育環境の悪化に抗していこう、とよぴかけた。

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