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部落問題資料室
NEWS & 主張
高裁・高検へ要請行動
「埼玉支援連」が証拠開示求め
「解放新聞」(2006.07.10-2276)
 石川一雄さんを支援する会埼玉連絡会(埼玉支援連=秦哲美・会長)が東京高裁、東京高検への要請行動を開始。第1弾として、部落解放同盟からは北足立、埼葛、北埼玉郡協議会、住民の会からは北埼玉地区狭山裁判を支援する市民の会、石川一雄さんを支える埼玉東部市民の会、県南石川一雄を支援する会から15人がとりくんだ。要請後は、県選出国会議員にも要請行動をおこなった。今後、8月、10月、12月にとりくんでいく予定。
 東京高検では、それぞれ要請書を読みあげて手渡し、「証拠開示は公正な裁判に不可欠なもの」「証拠を出さない裁判のやり方での裁判員制度導入は絵に描いた餅だ」と訴えるとともに、「いつ証拠開示をするのか、次回の要請のさいに回答を」とせまった。
 東京高裁では、「公正な裁判をしてほしい」「検察に証拠開示命令を」と強く求めた。
 県選出議員への要請では、日森文尋・衆院議員が「えん罪はさまざまあるが、狭山は本当にどこを見てもおかしい」とのべ、あらためて国会で証拠開示問題などでのとりくみを求めた。
 前段の意志統一では、小野寺二規・埼玉県連狭山闘争本部長がこの間の経過を説明。参加者1人ひとりが決意表明した。

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