狭山再審弁護団がカモイも検証をと
狭山事件再審弁護団の中山・主任弁護人、中北・事務局長、横田、青木、小島、野口の各弁護人が、東京高裁第4刑事部の仙波厚・裁判長に7月13日午後、裁判所内で面会し、第3次再審での新証拠を説明するとともに、事実調べをおこなうことを強く求めた。
面会後、中山主任弁護人は「じっくり腰を据えて、今後も事実調べを求める。中身をつめていけば展望はひらける」と感想を語った。
面会は45分間におよぶもので、確定判決の証拠構造は脆弱なもので、筆跡については違いを認めざるを得なくなっていること、秘密の暴露とされる3回目の家宅捜索での万年筆の発見も、それ以前に発見されないことはあり得ないとの元警察官の報告書を新証拠として提出したことなどを説明。万年筆発見現場のカモイを見るなど、現物検証―事実調べを求めた。
弁護団では、今後も新証拠の発掘、補充書の作成に力を入れながら、東京高検と証拠開示についても交渉を重ねていく。
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