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部落問題資料室
NEWS & 主張
受賞を喜びあう
第32回部落解放文学賞で
「解放新聞」(2006.08.07-2280)
 第32回部落解放文学賞授賞式と懇親会を7月22日、大阪市内のホテルでおこない、受賞者をはじめ関係者100人が、受賞のよろこびをともに祝った。
 授賞式は、最終選者で、2月に亡くなった岩田直二さんの冥福を祈り黙祷を捧げはじまった。鎌田慧・代表があいさつにたち、「職場のなかから、ものを書いて出すということが弱くなってきた。文化運動と労働運動は深いつながりがある。さまざまな思いを自由に書き、それを許す組織の広さが重要だ。いろんな人が支えているなかで、この文学賞がある」と識字連動など部落のなかにあった表現、ものの見方などを発掘し、新しい発展につなげてほしいと語った。
 組坂委員長もお祝いに駆けつけた。
 懇親会では、入賞者のよろこびの声につづき、選者による作品傾向や審査の状況などが語られた。

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