部落解放第50回全国青年集会を9月16、17日、香川県小豆島でひらき、全国から部落解放をめざす青年600人が結集。地元香川からも110人が参加した。「原点にかえり踏みだそう第一歩・青年がやらんと誰がやるんじゃ!」のスローガンを掲げ、第1回全青開催地、小豆島でひらいた第50回全青は、台風による影響で集会日程が短縮された。しかし、限られた日程のなかでも、参加者は全国の仲間と連帯し、差別撤廃へ向けた学習・実践交流を深め、部落解放運動を青年が主体的にとりくんでいくことを誓い合った。
全体会では、主催者あいさつ、地元実行委あいさつに松岡徹・書記長、岡田健悟・香川県連委員長がそれぞれたち、「第1回全青に参加した青年は、部落解放運動の先頭に立ち、とりくみを大きくすすめてきた。青年が主体的に運動をすすめていこう」と訴えた。記念講演として「日本のハンセン病対策と人権」をテーマに神美知宏・全国ハンセン病療養所入所者協議会事務局長がハンセン病連動の闘いを報告。夜にはレセプションをひらき、全国の仲間と交流を深めた。2日目の分科会では、「狭山再審闘争」「恋愛・結婚」など課題別に8つの会場で学習・交流、フィールドワークにもとりくんだ。
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