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部落問題資料室
NEWS & 主張
事実調べ・証拠開示を
「解放新聞」(2006.11.06-2293)
 【東京】「狭山第3次再審闘争勝利! 北部学習集会」を10月23日夜、練馬区立厚生文化会館でひらき、50人が参加。弁護団に新たに加わった山本志都・弁護人から報告を受けて学習、100万人署名をはじめさらに闘いを強化することを誓った。
 集会は、練馬支部、「石川さんをとりもどそう23日の会」、「NPO法人練馬人権センター」の共催。
 山本弁護人は「第3次再審請求書を作成した中から見えてきたもの」と題して講演。新証拠の内容、「自白」頼りの寺尾判決(確定判決)の構造などを語り、事実調べ、証拠開示を訴えた。第3次再審請求書で自身の担当である「捜査の違法性」作成にあたり、弁護人との接見禁止の実態や、保釈してすぐ再逮捕することで石川さんの弁護人への信頼感をそいだ警察のやり口にひじょうに驚いたことを語り、差別捜査、典型的別件逮捕、偽計など、「違法なやり方で得られた「自白」であり、「自白」としての証拠能力はない」と強調した。
 まとめで、練馬支部の逸見俊介・支部長は、「100万人署名を集めきりたい。一歩でもこの地域から前へすすめたい」と訴えた。

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