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部落問題資料室
NEWS & 主張
安中支部再建へ支部員集会
府連全体の力をあわせて
「解放新聞」(2007.04.09-2314)
 【大阪支局】安中支部の再建に向けた支部員集会を2月20日、安中人権ふれあいセンターでひらき、支部員、府内各支部の代表など250人が参加。安中支部員と府連全体の力をあわせての支部再建のとりくみを確認した。
 安中支部は、昨年の支部相談役の逮捕という不祥事を受けて、1月15日にひらいた執行委員会で執行部が総辞職した。府連は、今後の安中支部の運営を「府連預かり」との判断をとり、各支部の協力と支援で安中支部再建をめざすことを決めた。
 この日の支部員集会は、執行部総辞職という緊急事態にあたって、支部員はもとより安中地区の住民にたいしても、この間の経緯や今後の方向を説明し、ともに再建に向けてとりくむ意志をかためるためにひらいたもの。
 集会では、府連を代表して塩谷幸子・副委員長(河内ブロック議長)が「府連の総力をあげて安中支部の再建を支援していきたい」とあいさつ。佐伯智津子・前安中支部長が、この間の経過を説明するとともに、「支部執行部は、道義的責任、社会的責任としてけじめをつけて総辞職した。支部は事件にいっさい関わっていない。安中支部の運動はすぼらしいものであったと誇りをもっている」とのべた。
 府連の赤井隆史・書記長代行が、今後の方向について提案。「きょうは再建に向けて再スタートを切る日。1日も早い再建に向けて府連の総力をあげたい」とのべ、そのためにも、暴力や利権を徹底して排除し、民主的、ガラス張りの運動をすすめること。同和バッシングに屈せず、部落差別と闘う団体として一から出直すつもりでとりくんでいくことを強調した。
 今後の運営は、「安中支部再建委員会」を設置。府連全体で応援態勢をとり、新たな支部事務所を河内ブロックの拠点事務所と位置づけて、輪番制の常駐体制や支部集会、解放新聞の配布、選挙オルグ行動などをおこない、再建闘争にとりくむことになった。

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