【北陸支局】真宗大谷派高岡教区では、昨年に続いて第２期目の「同和」問題特別伝道研修会（同和特伝）を１月から開催（６講座で構成）し、２月24日、富山市人権啓発コミュニティセンターで、その第２回目の講座「部落差別の現実に学ぶ」をテーマにひらき40人が参加した。
　同センターには、同和特伝の開催のきっかけとなった「差別記載塗布ご消息」（お講で用いられる「ご消息」に差別記載があり、その差別記載部分が墨で塗りつぶされているというもの）が保管されており、参加者は、この「ご消息」を見学。
　県内の部落の現状について富山県連の関原国光・書記長や同センターの石村芳昭・館長らから被差別体験を交えながら説明を受けた。