pagetop
部落問題資料室
NEWS & 主張
運動がはたす役割自覚し
第52回全国女性集会
女性が力あわせ闘う
「解放新聞」(2007.05.28-2320)
 第52回全国女性集会を5月19、20日福岡国際会議場でひらき34都府県連1405人が結集した。国権主義と反人権主義が両輪で社会をふみにじるなか、部落解放運動のはたす役割を自覚し、差別と闘うすべての女性たちと手をたずさえ闘い抜こうと、討議した。
  福岡県連の西尾さとみさんが水平社宣言を渾身で宣言、まっすぐに会場をみつめ、心のなかに刻まれた一行」行を訴える姿に、会場が感動で包まれた。松井つるえ(福岡)さん、杉田羊子(三重)さんを議長団に選出。意義ある集会をみなさんの力で創ろうと、よびかけた。
  主催者を代表して組坂委員長が、人権・平和・民主主義・環境を守る歴史的な別れ道にたついま、組織の総点検を全力でおこない、不退転で闘おう。決して平坦な道ではないが部落解放を希求した歴史と伝統をもつ52回という意義ある女性集会を成功させよう、とよびかけた。
  基調提案を、①女性の課題②部落解放運動の課題、③集会の意義と役割④男女平等社会に向けての闘い、の4つを柱に岸田章子・女性対策部部長がおこない、拍手で承認した。集会スローガンは「部落差別をはじめあらゆる差別の撤廃と、男女平等社会の実現にむけて女性が力をあわせて取り組みをすすめ、部落解放運動の再生をかちとろう!」。
  2日目は8つのテーマで分科会をひらいた。

「解放新聞」購読の申し込み先
解放新聞社 大阪市港区波除4丁目1-37 TEL 06-6581-8516/FAX 06-6581-8517
定 価:1部 8頁 115円/特別号(年1回 12頁 180円)
年ぎめ:1部(月3回発行)4320円(含特別号/送料別)
送 料: 年 1554円(1部購読の場合)