【大阪支局】暴力に屈しない支部再建に向けて第３回安中支部集会を５月８日、安中人権ふれあいセンターでひらき、安中支部同盟員をはじめ地域住民、河内ブロック各支部も応援にかけつけ100人が参加した。村井康利・府連副委員長は、「支部再建に向けて新執行部体制をつくっていけるよう支援を続けていきたい。あたらしく地域の人権協会をつくりなおしていきたい」とのべた。
　安中支部は、昨年の支部相談役逮捕という不祥事を受けて１月に執行部が総辞職した。府連は、安中支部を「府連預かり」として支部再建に向けて活動をすすめている。これまで２月の再建集会、３月の同和行政の推進を求める安中集会（写真）をもった。
　この日の集会では、塩谷幸子・府連副委員長が、「歴史と伝統のある安中支部を守っていこうと再建に向けたとりくみをすすめてきた。府連の旗のもと47支部が足元を固め団結していきたい」とあいさつした。今後の支部運営について赤井隆史・府連書記長代行が報告。八尾市人権安中地域協議会はすでに解散しているにもかかわらず、４月20日に「安中地区協議会」の集会がひらかれたが、「この地区協議会は府連、府人権協会とはまったく関係ない組織であり、混乱をまねいている」とのべ、支部再建へ向けてえせ同和行為を許さず暴力に屈しない支部を再建するため安中が手本となるような新しい支部をつくっていこうと話した。今後は、専従を配置し、相談活動や支部費の受付、支部ニュース・解放新聞などの配布作業の有償ボランティアを募集することなどを確認した。