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部落問題資料室
NEWS & 主張
第52回福岡全女を総括
各府県連から報告うけて
第1回全国女性対策部長・女性部長会議
「解放新聞」(2007.08.06-2330)
 第1回全国女性対策部長・女性部長会議を7月24日、大阪人権センターでひらき、19府県から35人が参加。会議では、今年5月に福岡でおこなった第52回全国女性集会の総括について、各府県連からそれぞれ報告を受け、意見を共有した。
  第52回全国女性集会の総括について、各府県連からの報告では、▽全体集会の記念講演の内容について、良かったという意見と、良くなかった、しんどかったという意見があった▽福岡県連・西尾さとみさんの水平社宣言の朗読にすごく感動した▽全体会の会場入り口で、福岡県連女性が熱烈に出迎えてくれたことが嬉しかった▽分科会によって熱気があったりなかったり、ばらつきがあった▽分科会の会場が、一つの建物のなかになっていて良かった▽狭山の分科会で、狭山の歌がなくて残念だった▽狭山闘争カンパがなかった▽会場案内の看板を出してほしかった▽親子で参加できたことがよかった、などの意見が出た。
  福田登勢子・女性対策副部長が閉会あいさつで、第52回福岡全女について「地元福岡での動員は厳しかったが、娘を連れていって、参加した娘が変わった、という声を聞き、素晴らしい結果を残すことができた。全女成功はみなさんのおかげ」と感謝した。

女性ががんばるとき

 女性対策部からの報告として、①第64回全国大会の女性代議員の出席状況②女性部運動方針「男女平等社会の実現に向けて女性部の活動を強化しよう」「男女平等社会の実現に向けた意識変革と実践を推進しよう」、について報告があった。
  大北規旬雄・中央生対部員から「社会福祉と社会保障を考える」と題して、これからの福祉運動について社会保障や年金問題を中心に講演を受け、学習を深めた。
  開会あいさつで岸田章子・女性対策部長は、「いま、世の中では死や差別のことが話題になっている。愛知、兵庫でもインターネットによる悪質な差別事件が起きている。被害者、家族はどれだけ口惜しいか。人権侵害救済法制定に向けて、私たちの代弁者を国会へ送り込むためにも、女性ががんばるとき。ともにたたかおう」と語った。

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