「すべての仲間と解放運動を!
わたしがやらなきゃ誰がやる」
全国高校生活動者会議を8月4、5日、東京・松本治一郎記念会館でひらき、猛暑のなか、9都府県連から高校生ら30人が参加、中央教育対策部からは岡田部長、吉岡副部長らが参加した。9月にひらく部落解放第39回全国高校生集会(全高)について、高校生たちが話し合い、スローガンや分科会の内容、任務分担などを決めた。狭山事件のビデオ学習もおこなった。
高校生による議論の結果、今年の全高のスローガンは「すべての仲間と解放運動を! わたしがやらなきゃ誰がやる」に決まった。
岡田部長は、「第39回全高では、全国の兄弟姉妹たちの悩みや苦しみ、願い、夢、そういったものを実現するために、いかにサポートしていくか」と提起し、部落解放運動をとりまく現状と課題を説明。今後の部落解放運動の担い手として高校生への期待を表明し、「われわれが積みあげてきた足らないところはどんどん補強していただき、悔いのない人生を送ってもらいたい」とよびかけた。
吉岡副部長は「全国高校生集会をぜひともみなさんの手で成功させてほしい。きょう参加した人たちが一つの軸になり、埼玉県連の高校生と一緒になって、がんばっていただきたい」と会議をまとめた。
第39回全高は、9月22、23日に埼玉県狭山市内でひらく。1日目は狭山市民会館で全体集会。2日目は①解放運動入門②高校生と解放運動③親の生きざまに学ぶ、自己をみつめる(分散会2つ)④反差別・人権のネットワークづくり⑤狭山フィールドワーク、の5つの分科会で、討論・意見交流する。
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