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部落解放第51回全国青年集会を、8月25日からの2日間、滋賀県米原市の米原公民館を主会場に開催する。1958年の第2回いらい、2度目の開催となる滋賀県での全青は、「青年の力で運動を進化させよう!「人権・平和・環境」を基軸にした部落解放運動を全青から発信しよう!」をスローガンにおこなう。まさに部落解放同盟が組織をあげて全国で組織総点検・改革運動にとりくんでいるときである。集会に参加する一人ひとりが、日頃の活動や生活をもとに、部落解放運動、部落解放同盟組織、部落出身者それぞれについて、みずからが考えるこれからのあり方をもち寄ってほしい。2
部落差別は見えにくくなったといわれる。たしかに、前回の滋賀全青の時代と比べると、運動は大きく前進し、部落の環境改善はすすんだ。100万人署名達成へ北海道や東北、沖縄の「狭山住民の会」が貢献しているように、解放運動の裾野は広がりをみせている。3
「同和対策事業特別措置法」終了から5年、部落解放運動は大きな節目にある。「戦争のできる国づくり」がおしすすめられるなかで、部落解放同盟への攻撃がはじまって、いることに警戒を怠ってはならない。そして同時に、運動に連帯する多くの団体や個人から信頼を失った一連の不祥事にたいして、徹底した点検と改革が求められている。そのさい、青年の若い感覚と運動への情熱が、大きな役割を剋たすものと確信している。「解放新聞」購読の申し込み先
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