「戦争犠牲者追悼、平和を誓う8.15集会」を8月15日、千鳥ケ淵戦没者墓苑でひらき、200人が参加、部落解放同盟も参加した。侵略戦争の歴史を正当化して日本の「戦争のできる国づくり」をねらう安倍政権の危険性を確認し、憲法の平和主義の実現へ、いっそうの努力を決意した。主催は、フォーラム平和・人権・環境(平和フォーラム)。
全員で黙祷を捧げ、平和フォーラムの江橋崇・代表、民主党の川内博史・衆議院議員、社民党党首の福島みずほ・参議院議員が誓いの言葉をのべて献花した。土井たか子・元衆議院議長も参加した。
江橋代表は、「悲惨な戦争の体験を風化させず、被害者、犠牲者の哲学に学び、平和への思いを新たにする日。この思いを胸に東アジアのデタント(緊張緩和)・シナリオに対応して地域の平和を構築し、そのなかで、日本国憲法の平和主義の理念の実現を求める、市民としての努力をさらに強める」と誓いの言葉をのべた。
川内議員と福島議員は、日本軍「慰安婦」問題や沖縄戦集団自決などで歴史を改ざんする動きを「「国家や軍は悪いことをしないはずだ」と主張することは、新たな戦前を準備しているからでは」などと厳しく批判。「国家権力のための政治から、国民生活向上のための政治への転換」など、決意を語った。
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