兵庫県連が支部活動者会議を8月26日午後、神戸市内ののじぎく会館でひらき、県連の赤松賢宥・委員長、森田博美・書記長はじめ県連役員支部長など150人が参加。中央本部からは、松岡書記長、西島書記次長が参加した。会議では、問題提起への意見を集約しながら、森田県連書記長が「何よりも大切なのは、組織にとっての民主的運営」を示し確認した。
問題提起で松岡書記長は、「昨年の運動方針のなかで、強固な団結を作ろうとよぴかけた、それは、組織をとりまく、たとえば事業法の終了、環境の変化を新たな人権・同和行政をどう作り上げるか、差別が見えにくくなるなかで、本当に差別の実態をとらえされているのかどうか、など新たなスタイルの運動をどう構築していくかを、1人ひとりの同盟員の課題として理解してほしい」と訴えた。これに応え、森田県連書記長は、これまでのブロックオルグから、ブロック懇談会として地道に県連6役がそれぞれの現地に入り、さまざまな意見を聞くなかで民主的運営の徹底をはかっていること、選挙闘争の成果をふまえ、県連独自で要請行動の準備をすすめることを明らかにした。
質疑のなかでは、部落外に住む同盟員、部落のなかまの課題と組織化、そのなかでの共同闘争の課題、少子高齢化の現状と課題、それぞれの支部での点検・改革をどう展開するのか、などの課題が示された。本部からは西島書記次長が、県連からは森田書記長が、それらの課題への方向性を示した。
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