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部落問題資料室
NEWS & 主張
「人権・平和・環境」を基軸に
滋賀全青で運動発信
自衛隊内差別事件の報告も
「解放新聞」(2007.09.03-2334)
 「青年の力で連動を進化させよう! 「人権・平和・環境」を基軸にした部落解放運動を全青から発信しよう!」と8月25、26日、部落解放第51回全国青年集会を滋賀県米原市・米原公民館を主会場にひらき、27都府県連から500人が参加した。部落解放入門やフィールドワークなど4つの分科会で活発に討論した。
  1日目の全体会では、主催者あいさつで、岸田副委員長が、つぎつぎ発覚しているインターネット上の差別事件や就職・結婚差別につながる身元調査の実態をあげ、青年の結集を訴えた。
  仲村良昭・中央青対部員が基調報告し、記念講演は組坂委員長がおこなった。組坂委員長は、みずからの生いたちや人権をとりまく情勢などを語り、「青年が主体となって水平連動を」と訴えた。特別報告では、「徳島自衛隊内差別事件」について、被害者のHさんが、事件の経過や法務局の対応、差別を受けた思いなどを語った。滋賀から在日ペルー人支援の依頼があり、三大闘争とあわせたカンパから一部を渡した。
  分科会は、1日目全体会終了後と2日目午前中にひらき、テーマごとに活発に討議した。1日目の夜は、レセプションで交流した。
  2日目午後は、15人が全体発言。香川からは、9月に県連青年部再建大会をすることや、準備のようすが報告され、激励した。坂本龍一・中央青対部員がまとめをし、各地で運動をつみあげ、来年にもちよろうと誓いあった。

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