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部落問題資料室
NEWS & 主張
来館者が20万人に
人権の古里、水平社博物館
「解放新聞」(2007.09.10-2335)
 【奈良支局】人権の古里、御所市柏原の水平社博物館(守安敏司・館長)で8月3日、入館者が20万人を超え、人権学習の一環として訪れた兵庫県丹波市立柏原(かんばら)中学校の一行45人(生徒38人、教師7人)に同館理事長の川口正志・県連委員長から花束と記念品が贈られた。
  20万人目となったのは、2年生の足立尚寛君。同中学校の人権学習をしている全校生のなかから希望者がこの日、同博物館を訪れ、足立君が20万人目の通し番号が入った記念カードを引き当てた。
  ロビーでおこなわれた記念セレモニーでは川口理事長が、足立君に花束を贈呈。前後のナンバーの2人に記念品(人数分の博物館のロゴ入りTシャツと燕会の朱印帳レプリカ)を手渡し、「差別をなくすためには、その歴史を学ぶことが大事。ぜひ、再度の来館を」と、あいさつした。
  同館は、1998年5月1日にオープン。20万人目は開館3381日目で達成。これまで全国47都道府県すべてから来館があり、韓国、インド、ベトナム、アメリカなどからも学者や詩人、人権団体の活動家らが訪れている。

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