新潟県議会の小千各地区補欠選挙が10月12日に告示され、対立候補が出なかったため、長谷川きよさんが当選をかちとった。県議会では現在、３人の女性議員が活動しており、長谷川さんは４人目。小千谷市からは初の女性県議となった。
　 多くの支援者が見守るなか、５時のしめきりと同時に選管から連絡をうけ当選が確定。大きな拍手がわきおこった。
　 長谷川さんは、小千谷市議をへて４月の統一自治体選挙に出馬。わずかの差で涙をのんだが、今回、１人ひとりのがんばりが実をむすんだ。補選にあたり、９月に出馬を表明。民主・社民両党の推せんを受けた。金権政治を排し、福祉の充実をはじめ、人権政策確立へ女性の視点を県政にと訴えてきた。街頭でも積極的に訴え、支援の輪を広げ、議席をかちとった。
　 長谷川さんは「私１人の力ではなく、みなさんが動いて風をおくってくれた。重い責任を背負い、元気にがんばりたい」と決意を語った。