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部落問題資料室
NEWS & 主張
運動に反映を
上田座長が「提言」手渡し
「解放新聞」(2007.12.24-2350)
 「この提言をいかし、今後の運動に反映させてほしい」と上田正昭・部落解放運動にたいする提言委員会座長が語りながら、組坂委員長に提言を手渡した。緊張したおももちで組坂委員長は、提言作成への努力にお礼をのべ、「15人の先生方の厳しいご批判もしっかりと受けとめて、今後の運動にいかしていきたい」とのべた。

「しっかり受けとめ」と組坂委員長

 「一連の不祥事の分析と部落解放運動の再生にむけて」と副題をつけられた提言が、12月12日午後、京都会館の会議室で手交された。また、そのあと記者会見をひらき、提言内容の紹介と中央本部の決意を示した。記者会見は2時間におよぶもので、マスメディアの関心の高さを示した。
  提言は、本サイトに全文を掲載しているが、全文3万字におよぶもの。「むすび-改革を停滞させないために」では、緊急に着手すべき課題を6点あげている。
  この日は、提言委員会からは上田座長をはじめ、稲積謙次郎さん、沖浦和光さん(起草小委員長)、桜井健雄さん、寺澤亮一さん、福田雅子さんが出席、中央本部からは組坂委員長はじめ、大野副委員長、西島、谷元の両書記次長が出席した。
  部落解放同盟はこの提言の学習・討論会を1月17日午後に東京・中央本部でひらく拡大中央委員会でおこなうことを決めていることも、記者会見であわせて発表した。

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