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部落問題資料室
NEWS & 主張
まちづくりの実践を交流
場づくり、継続、広がりを
3報告の共通点を指摘し

「解放新聞」(2008.01.21-2353)

 「人権のまちづくり」運動第1回全国経験交流会を12月22日、大阪人権センターでもち、23日午前中は大阪2か所、京都1か所にわかれ、フィールドワークをおこなった。
  参加したのは14府県連80人で、組坂委員長もかけつけ、人権のまちづくりの課題の重要性を強調。人権のまちづくり運動推進本部の吉田本部長があいさつ、7月にもった理論的な講座につづき、今回は実践の交流をはかるものと位置づけ、これまでの企画運営委員会のとりくみ経過も報告した。
  交流会では、和歌山、福岡、大阪のとりくみを3人が報告した。
  まとめを推進本部の谷元事務局次長がおこない、報告に共通することとして、①地域でイベントなど日常的・定期的な場をつくる②一過性にせず継続する③近隣地域に大胆に働きかける、の3点をあげ、各地でのとりくみ推進をよぴかけた。
  和歌山からは、4地域で「まちづくり協議会」を、NPOを5法人結成し、03年には運動推進のために県連で「NPO法人ヒューマンライツわかやま」をたちあげ、活動していること。
  福岡からは、筑紫地協6支部の「こども祭り」「遊ゆう夏祭り」「児童館まつり」「宝満川カヌー大会」「福祉まつり」「オータムコンサート・イン岡田」など創意あふれるイベントを軸にした広がりが。
  大阪からは、47支部それぞれ特性あるとりくみをしていることを前提としながらも、箕面市北芝の活動、「お宝発掘隊」「ゆめ工房」などを紹介し、地域に根ざした支部こそが「まちづくり」に求められており、「自分たちが地域になにができるか」への意識改革の重要性を指摘した。

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