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部落問題資料室
NEWS & 主張
差別の現実に学ぶ
萩で西中国同和教育交流会
「解放新聞」(2008.02.11-2356)
 【山口支局】第26回西中国同和教育交流会を11月3、4日、山口県萩市の白水会館(隣保館)でひらき、山口、島根、広島から同和教育にとりくむ教職員を中心に35人が参加。地元のフィールドワーク、記念講演、実践報告などをおこなった。
  交流会では、地元の麻野他郎・山口県同数委員長が、「県内の学校でもあいついで差別事件が起きている。差別の現実に学ぶという意識をもって、研修と交流を深めよう」とあいさつ。
  記念講演は、山口県の部落解放運動の創設者のひとりであり、現在96歳になる萩支部の岩田利平・県連名誉顧問が、「解放運動と私」と題して、自身の生い立ちと厳しい部落差別の現実と生活実態、解放運動のとりくみ、さらに萩だけで使われている「隠語」などを詳しく話した。
  講演後は、大田逸雄さんの案内で玉江地区のフィールドワークで学習を深め、2日目は各県から実践報告をおこない議論を重ねた。

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