日本基督教団部落解放センターの開所25周年感謝会が11月20日午後、東京・信濃町教会でおこなわれ、100人が参加し、感謝礼拝がおこなわれた。
感謝礼拝は、谷本一廣・牧師(解放センター活動委員長)の司式でおこなわれ、あわせてアメリカの教会から解放センターに派遣されたティモシー・ボイル宣教師の就任式もおこなわれた。ボイル宣教師は今後、解放センターの一員として教団の部落差別撤廃のとりくみに専念する。
感謝会では感謝礼拝とともに、「関東から見た25周年」と題して遠藤富寿牧師が講演したほか、教団がとりくんでいる「「部落解放方針」の実質化をめざして」を東京・堀切教会の真鍋孝幸・牧師が報告した。
戦後、部落問題を教会の課題とするためのとりくみは、58年の第10回の教団総会へ西中国教区の建議に始まる。個別教区や有志によるとりくみは精力的におこなわれてきたが、74年に教団・部落問題特別委員会をへて81年に部落解放センターとして結実した。教会のなかにある差別と向き合い解放の福音を自らに問うとりくみが開始され、85年には、その活動が教団の教憲・教規に位置づけられた。
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