「解放新聞」(2008.06.02-2372)
弁護団が4点の新証拠提出
狭山事件再審弁護団は5月23日午前、東京高裁に4点の新証拠を提出した。提出した新証拠は、①殺害方法などに関する赤根敦・開西医科大学法医学教授の鑑定書②法医鑑定アドバイザーによるルミノール検査実験報告書③事件当日「犯行現場」近くで農作業をしていた0さんの弁護人への供述調書④木綿細引紐発見現場に関する弁護人の調査報告書。
殺害方法が絞殺であり、死体には両側性死斑が形成されており死体の芋穴での逆さづりはなかった、被害者の後頭部から出血があること、などを示すもので、「犯行現場」が虚偽架空であり、一連の石川さんの自首が虚偽であることを明白にしている。
第3次での新証拠提出は06年5月、07年3月につぐもので、弁護団はさらに新証拠を積みあげていく予定。
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