【愛知支局】特定非営利活動法人「愛知部落解放・人権研究会」の第６回総会を５月１日、名古屋市中区の中文化センターでひらき、80人が参加した。総会は、今秋に新しく「部落解放・人権大学愛知講座」の開催と研究会の名称を「特定非営利活動法人愛知部落解放・人権研究所」に変更することを決めた。
　 総会では、同研究会の近藤祐昭・理事長が、「この会は、設立準備会からはじまり、今年で10年になる。その間、会の充実と広がりに努力を重ねてきた。今年は世界人権宣言60周年ということもありますが、この会も10月から部落解放人権大学をスタートさせることになった。大阪では人権大学のとりくみは長い歴史があり、ひじょうに大きな成果をあげている」とあいさつした。
　 08年度の事業計画では、新しく「部落解放大学愛知講座08年度」の開校と人権啓発のための講師リストの作成をめざすとともに、ひきつづき「ヒューマン愛知」や研究紀要の発行、部落史研究会の運営などを決めた。
　 また定款変更では、研究会の名称について「特定非営利活動法人愛知部落解放・人権研究所」への変更を決めた。