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部落問題資料室
NEWS & 主張
「部落うんこ屋」と同じ場所に
葛飾区関連施設でまた差別落書

「解放新聞」(2008.07.14-2378)

 【東京支局】葛飾区の関連施設で、差別落書を発見・消去した同じ場所に、18日後、今度は「部落うんこ屋」と書かれた差別空目が見つかり、一連の行為にたいして葛飾支部員の怒り・憤りは頂点に達している。

支部員の憤りは頂点へ
  この差別落書事件は、5月10、11日、葛飾区総合スポーツセンター関連施設のトイレ4か所に「部落 スタッフ 怖わ~い!!」などと書かれた差別落書(2374号で掲載)がみつかり、現場を確認して消去した同じ場所に、5月28日、再度「部落うんこ屋」と卑劣な差別落書がされているのが発見されたもの。
  6月6日におこなった定例の葛飾支部全体集会で、この連続した差別落書事件が報告され、出席していたすべての支部員から「絶対に許せない」「何とかして犯人を見つけだそう」という声があがった。
  葛飾区内では、2001年から、自動販売機や電信柱、公園や町会の掲示板、トイレやゴミ集積所などで、同一犯と思われる差別落書が18件(26か所)も発生している。
  葛飾支部では、広く世論に差別落書事件の存在を伝え、一人でも多くの区民に部落差別撤廃への協力をよぴかけ、犯人を見つけだすこともふくめ、全力でこの差別落書事件糾弾のとりくみをすすめていく決意を明らかにした。

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