「部落解放運動再生・改革」全国行動がはじまった。９月28日の高知、10月９日の徳島、10月10日の群馬、10月11日の京都、10月12日の神奈川、10月14日の栃木と連続して展開している。
　 この全国行動では、①部落解放運動再生・改革に向冊た意識づけととりくみ課題を幹部活動家や同盟員に徹底する②ブロック別執行体制を軸にした都府県連・支部へのオルグ行動のスタイルを整えていく③都府県連・支部が抱える問題や組織現状の把握を双方向の意見交換によって共有し、具体的な再生・改革への運動課題を探ることにある。
　 このため、意見交換・議論の主要テーマとして、運動と組織の「再生・改革」への現状と課題では①規約改正のポイント②「行動指針」のたたき台③これらの議論を通じた運動課題と組織強化への方向性の議論▽新たな状況のもとでの行政闘争・糾弾闘争・狭山闘争の現状と課題▽「人権のまちづくり」運動▽「男女平等社会実現基本方針」▽「社会的セーフティネット構想」があげられている。積極的な議論をかわすなかで、各地域での具体的な課題を明らかにし、「自分たちで何ができるか」を問い直そう。