pagetop
部落問題資料室
NEWS & 主張
企業の社会的責任確認

「解放新聞」(2008.12.15-2399)

 第25回同和問題に取り組が12月5日午後、大阪市中央公会堂でおこなわれ、全国から1000人が参加。「四半世紀を迎えて~過去・現在・未来 命を引き継いで」をテーマに、鎌田賓さんの記念講演「『がんばらない』けど『あきらめない』」~命を支えるということ~、坂田明さんのサックスコンサートとトーク「いのちが透けて見える」(ミジンコの一生)を聞き、企業の社会的責任としての人権問題へのとりくみの重要さをあらためて確認した。
  主催者を代表して大阪同和・人権問題企業連絡会の松下育夫・会長(近畿日本鉄道株式会社専務取締役)が開会あいさつをおこない、「同和問題をはじめ、女性、高齢者、障害者、ハンセン病回復者、外国人などへの差別問題はなくなっていない。新たな「部落地名総鑑」の発覚や、差別サイトがつくられるなど、あとをたたない。こうした差別を許さず救済するシズテムは整備されてなく、「人権侵害救済」の法が必要。ますます人権確立社会への責任は大きくなる」とのべた。
  組坂委員長は来ひんあいさつで、この中央公会堂は「全国水平社創立大會へ!!」のビラがまかれたところ、とふれながら、すべての人の尊厳が尊重される社会、格差のない社会をめざそうとよぴかけた。
  来年は12月11日午後、京都会館でひらかれる予定。


「解放新聞」購読の申し込み先
解放新聞社 大阪市港区波除4丁目1-37 TEL 06-6581-8516/FAX 06-6581-8517
定 価:1部 8頁 115円/特別号(年1回 12頁 180円)
年ぎめ:1部(月3回発行)4320円(含特別号/送料別)
送 料: 年 1554円(1部購読の場合)