第65期第２回全国女性運動部長会議を１月20日、大阪でひらき18府県28人が参加、第54回全国女性集会（５月16、17日・群馬）の開催要綱、女性部関係アンケート調査などについて協議した。
　 岸田女性運動部長が「新年から厳しい情勢がある」と、非正規労働者や期間労働者が雇い止めされ路上でさまよう人びとをこれほど生みだす社会の問題をあげ、闘いの課題は多い、いま女性の力を発揮し、部落解放運動が闘ってきた知恵をすべての女性と共有することが重要だと強調した。昨年11月におこなったマイノリティ女性調査にもとづく政府交渉で、政府はマイノリティ女性に照準した政策責任について無自覚であることも報告し、その点についてひきつづき、ただしていく必要性を確認した。
　 第54回全国女性集会のスローガンは「総選挙勝利」「反差別・反貧困への協働のとりくみ」を決意したもの。規模などを見直しながら、充実した集会にするよう決めた。また、女性部アンケート調査の回収状況を共有。すべての回収をまち、分析をおこなう。
　 マイノリティ女性の共同闘争を積みあげてきた「マイノリティ女性フォーラム」の２回目を大阪の地でひらくことも確認した。
　 閉会あいさつで、松本龍副委員長の７選をなんとしてもかち抜くことを福田副部長が訴えた。