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部落問題資料室
NEWS & 主張
「同宗連」が狭山要請
事実調べと全証拠開示を

「解放新聞」(2009.06.08-2422)

 『同和問題』にとりくむ宗教教団連帯会議(同宗連)が5月18日、東京高裁、東京高検へ要請行動をおこなった。加盟教団から11人が参加し、冊子『狭山事件――見えない手錠をはずすまで』を手渡すとともに、事実調べや証拠開示を強く求めた。
  東京高裁では、小林眞・同宗達議長が要請文を読みあげ、役員教団からも、①筆跡と文字について②出会いの十字路について③殺害現場にいたるまで④「3大物証」について⑤殺害時刻について、をそれぞれ読みあげた。
  東京高検では、小林議長が証拠開示を求める要請文を読みあげ、参加者からは、「司法は公正と信じてきた。狭山事件を知ったときも半信半疑だったが、現地でカモイを見て万年筆発見の不自然さを実感した。ぜひ現場を見てほしい」と訴えた。もう何度も訴えているが、非開示の理由すら答えてもらえない。国連からの勧告もあり、本当になぜなのかという思いがある。公正な裁判のために、検察側と弁護側が同じ証拠をもとに真実を追究するべきではないのか」など、強く訴えた。

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