「解放新聞」(2009.07.27-2429)
【奈良支局】県連は「先輩を偲ぶ集い」を7月1日、奈良市の県解放センターでひらき、支部員や物故者の遺族ら120人が参加、志半ばで倒れた先輩方の遺志を引き継いで部落解放に向けて奮闘することを誓った。
先輩を偲ぶ集い
この集いは、7月「差別をなくす強調月間」の初日の恒例行事で、今年は県連・企業連の事務局として苦労され、組織の礎をつくった専従撃貝・職員らにスポットをあて、功績をたたえ、偲んだ。
川口正志・県連委員長があいさつで「運動の先輩を偲ばずして、いまの運動はありえない。組織の草創期、部落出身でない人が事務局を支えてくれた。とくに戸毛たずさんのことが思い出される」と語った。
集いは、米田富・前県連委員長、河合周次・前企業連理事長ら専従役員・職員21人の運動に捧げた生涯と、その活躍を懐かしんだ。運動をしていたことから、周囲には私たちを部落出身者だと思っている人が多くいたし、いまもいるだろう。それだけ差別の厳しさを感じる」とのべた。
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