「解放新聞」(2010.01.18-2453)
【埼玉支局】部落解放・人権政策確立要求埼玉県実行委員会は11月20~22日、13人が鹿児島県を訪れ、鹿児島県民共闘などとの意見交換や、志布志事件の舞台となった志布志市四浦地区で、えん罪の被害者と交流した。
20日、鹿児島市・県労働福祉会館でおこなわれた意見交換会では、鹿児島県側から県連などの代表16人が出席。とくに狭山事件を考える住民の会ネットワークは「26地区に住民の会をつくって狭山事件にとりくんでいる」と報告した。
21日、志布志事件の現地を訪問。えん罪事件の被害者宅で、事件のようすを聞いた。交流団の片岡明幸・団長(県連委員長)は「志布志事件をきっかけに氷見事件や足利事件など、えん罪事件がつぎつぎに発覚し、取り調べのありかたに厳しい批判がでている」とのべ、取り調べの全面可視化のために連携していこうとよぴかけた。
22日、鹿屋市・ハンセン病療養所の星塚敬愛園を訪問。案内した竪山勲さんは、国の隔離政策の誤りを厳しく批判した。
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