人権政策を訴えつづける
7月11日投開票の参議院選挙比例で、松岡とおる書記長は68118票を獲得したものの、残念ながら力およばなかった。
大阪市内の選挙事務所で松岡書記長は、「熱いなか、最後まで選挙を闘ってもらった大勢の仲間に感謝します。選挙結果についてどう受けとめるかということについては、まだ、心の整理ができていないので、いま申しあげるわけにいかないが、私の不徳のいたすところ、力のおよばなかったところと思っている。全国の仲間には、心からお礼を申しあげる。選挙中も励ましてくださったみなさんに感謝したい。今後については、いろいろ相談しながらやっていきたい。選挙で訴えてきたことは、人権の世紀といわれる新しい時代、21世紀に政権交代というかたちで政治が変わったことを受け、政策のなかにしっかり人権政策をと訴えてきた。結果的に残念だが、これにくじけず前進できるようにがんばっていきたい。どうもありがとうございました。心から感謝します」と語った。
選対委員長を務めた組坂委員長は、「本当に残念しごくであります。この厳しい結果を受けとめ、また捲土重来を期したい。権力による人権派への弾圧が今後強くなるだろうが、そういうものをのりこえがんばっていかなければならない、と思っている。松岡書記長も連日連夜がんばったが、結果として、誠に申しわけないという気持ちで一杯。皆さんの今日までのご苦労、ご奮闘に心からお礼申しあげる」とのべた。
北口末広・大阪府連委員長(中執)は、「残念ながら、努力むなしく当選できなかったが、この教訓をつぎに生かしたい。これを一つの区切りとして、めげることなく部落解放運動をすすめていきたい」と決意を示した。
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