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部落問題資料室
NEWS & 主張
再審開始への動きをと
狭山事件を学ぶ
鹿児島で公開学習会

「解放新聞」(2010.08.02-2480)

 【鹿児島支局】「同和問題」に取り組む鹿児島県宗教者連絡協議会(鹿児島同宗連)が、3者協議・証拠開示を受けて、再審開始への動きを各地区から起こそうと6月29日、真宗興正派別院会館で2010年度の総会にあわせて「狭山事件を学ぶ」公開学習会をひらいた。
  この公開学習会は、県内26ある狭山事件を考える住民の会ネットワークが活動の充実を求めて連携を提案し、狭山事件を学ぶ場として開催したもの。昨年に続いて2回目(昨年は県連の山口武文・委員長が講演)。同住民の会ネットワークをはじめ、県連や部落解放共闘鹿児島県民会議が共催、鹿児島同宗達、住民の会ら40人が参加した。
  今回の公開学習会は、中央本部の安田聡さんが講演し、狭山事件の概要と問題点を詳しく学ぶとともに、とくに3者協議会での証拠開示勧告、そして証拠開示へと、いま狭山が重大な局面を迎えていることを参加者全員で確認した。
  初めて参加した宗教者は、「はじめてきちんとした形で狭山事件を学んだ。学べば学ぶほど、怒りを感じるし、自分たちの声をあげなければという思いを強くした」と語った。


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