「解放新聞」(2010.08.30-2483)
歴史直視し、教訓をいかして平和を
民主党の川内議員は「幾年過ぎようとも、内外の多くの人びとに多大な苦痛と損害をあたえた悲惨な戦争をけっして忘れてはならず、2度と悲劇をくりかえしてはなりません。歴史を直視し、その教訓をいかして平和を築いていくことが、現代に生きるわれわれに課せられた使命であり責任」と語り、核廃絶、世界平和へ決意表明。「過去の歴史と正面から向き合い、その教訓と反省を未来の平和へとつなげる努力をつづけ、国際社会とともに平和を創造していく決意を新たにし、その実現に向けてまい進」する、と誓った。
社民党の福島党首は「日米安保改定50周年、韓国併合100年の節目の年」「いまこそ日米安保条約の役割や意味を検証すべきとき」と語り、辺野古沖に新基地を作る日米共同声明の撤回、核廃絶、原発海外輸出反対、憲法審査会をはじめさせない、非核3原則・武器輸出3原則の堅持・発展、を掲げ、決意表明。「戦争への道をつくらせない」と誓いをのべた。
集会に先立ち、管直人・首相や、横路孝弘・衆議院議長、民主党の枝野幸男・幹事長も、千鳥ケ淵墓苑をそれぞれ訪れ、六角塁の前で深ぶかと頭を下げた。
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