【奈良支局】奈良県解放保育研究会が6月5日、奈良市の県解放センターで第34回総会・全体研修会をひらき、県内の保育士・保護者をはじめ350人が参加。県連女性部も地域の保育運動を協働ですすめるために参加した。
総会では、大寺和男・会長が、「子育ては地域社会の問題だということが、解放教育のめざすものだとあらためて確認し、解放保育研究会のとりくみを前進させたい」とあいさつ。議事で、①保育内容の充実のための職員の配置を確保②解放教育の理念である24時間の生活を組織化し、子どもに生活リズムをつける③児童虐待を防止する上からも、子どもを権利の主体として育てることの研修を深める④保護者集団の確立と強化、地域の連携・子育て支援機能をつくること、などの活動方針を提起し、承認した。
全体研修会は、平城児童センター長の徂徠おさむさんが「子どもの虐待の対応について」と題して講演。あいつぐ悲惨な虐待事件から子どもを救うための研修をおこなった。
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