「解放新聞」(2010.11.08-2493)
公正採用選考へ各地でとりくみ
活動交流では、神奈川、和歌山、徳島、福岡が報告。公正採用を求め労働局に共闘として申し入れた、本籍地を聞かれたという高校生がでてきた、追及したが、いい回答を得られず交渉は今年終わったが、対策会議づくりと事務折衝をすすめている(神奈川)、統一応募用紙の問題で、自己健康診断用紙が7市町村で発覚し、県共闘で要請した、すると和歌山市に似せて作ったことが明らかになった(和歌山)、今年は就職差別撤廃で学習会をおこなった(福岡)、と公正採用へのとりくみも語られた。また、徳島からは「日の丸・君が代・天皇制を考える」集会が報告された。
組坂繁之・全国共闘議長は、働いても働いても富の分配が公正にならず、労働者が商品として、とくに派遣労働者があつかわれる社会を変えていくのに努力がいる、しっかりと要求し闘いすすめよう、とよぴかけた。連合を代表して山口洋子・副事務局長は、先進国で人権機関のない状況をそのままつづけてもいいのか、人権を守る運動を続ける、と決意をのべた。連帯あいさつをした中野威・山口連合会長は、雇用問題など生活改善のとりくみをさらにつづけたい、と。地元あいさつとして杉野哲也・山口平和フォーラム副議長は、休眠状態の現状を秋からは変えていきたい、と決意を語った。
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