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部落問題資料室
NEWS & 主張
育ちの保障を求めて交流
地域ぐるみで子どもを

「解放新聞」(2010.11.15-2494)

 【京都支局】部落解放第14回京都府「同和」保育研究集会を10月16日、綾部市の中丹文化会館でひらき、保育士、教員、保護者、地域住民ら381人が参加し、「同和」保育・人権保育の確立、子どもたちの育ちの保障を求めて実践交流を重ねた。
  集会では、山崎善也・集会実行委員長(綾部市長)が、「子育ての力の低下、少子化など、子どもの発達に影響が指摘されるなか、地域ぐるみで子どもを育てることが重要になっており、より良い保育の実践を」とあいさつした。
  基調では、①「同和」保育・解放保育を人権保育の柱に②保育内容の創造と充実、子どもの発達の保障、家族や地域との連携③差別の現実に学び、それらの実龍巻克服する子育て運動の推進、などを提起した。
  記念講演は、「子どもが育つ仕組み」と題して神戸学院大学教授の神原文子さんが講演し、人権という視点でみずからと子どもの育ちを見直すことが重要、子どもは安心・自由を得る権利をもっている、と話した。

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