【能蕃支局】熊本県行政が1月12日午後、南関町と山鹿市の2か所で部落の現地視察研修を実施した。
研修に参加したのは、戸塚誠司・土木部長、山本理・生活環境部次長ら6人。地元市町からも前田泰秀・山鹿市人権啓発課長、高橋稔・南関町福祉課長らも参加。県連からは、中川誠雄・委員長と西川通孝・書記長が同行した。
南関町では、細貝両作・南関支部書記長が部落の現状と歴史的背景を説明。子どもの交通事故をきっかけに歩道が拡幅された県道、近年増加が著しい空き家、狭い路地などを視察した。
山鹿市では、笹本龍雄・山鹿北町支部長が水害常襲地帯だった部落の被災状況を説明。冠水による被害を軽減するために設置・改修された排水機場や河川堤防を視察した。
研修を終えて、戸塚土木部長は、「現地で直接、話を聞かせていただき、同和問題への理解が深まった。
今後の土木行政に生かしていきたい」と感想を話した。
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