【大阪】緊急救援物資輸送車の標識を付けたトラックが、灯油200リットル入りのドラム缶100本、コメ、粉ミルク、哺乳びんなどを積みこんで３月21日、吹田市内の高島石油から、岩手、宮城、福島の各県へ暖かさを届けたいと、出発した。
　この灯油などは、部落解放大阪府企業連合会の高島正彦・理事長が「灯油を被災地に届けたい」と府連に協力を要請、府連が大阪市、中川治・衆議院議員と調整。大阪市に灯油を寄贈し、救援物資としての輸送が実現した。
　理事長が経営する高島石油スタンドでは、朝10時30分から出発式をおこない、府連、大企運、各支部から100人が結集した。
　高島理事長は、困っている人に心も体も暖めてほしい。みなさんのご協力で実現することができた。万感胸に迫る、と声をつまらせてあいさつ。北口末広・府連委員長も、暖かい熱と光を届けていきたい。長期支援のスタートと、連帯あいさつ。団結ガンバローのあと輸送にあたる東陽運輸のトラックを見送った。