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部落問題資料室
NEWS & 主張
信頼回復へのとりくみを
差別ハガキ偽造事件で
第2回糾弾学習会

「解放新聞」(2011.04.04-2513)

 【福岡支局】筑後地区協議会(中山末男・委員長)は、立花町「差別ハガキ偽造事件」で2月23日、自作自演の当事者Kを交えた第2回糾弾学習会を久留米市民会館でひらき、県連から吉岡正博・書記長はじめ地元地協役員、支部同盟員、行政、教育、マスコミ関係者ら60人が参加した。
 前回の学習会では、Kからはお詫びの言葉が幾度ものべられたが、「心の底からの反省が伝わってこない」として、そのさいに出された質問や意見を「整理し答えてほしい」と要望し、Kの本心をさらけ出した回答を求めていた。
 今回の学習会も、再三再四、Kに本心を語るよう要望し、時には厳しい口調で自省を促したものの、肝心な質問には押し黙り、回答内容も矛盾を感じさせるものとなった。
 2回の学習会をふまえ吉岡書記長が、「あなたの回答は、参加者の気持ちを逆なでしている。口先だけの反省ではなく、反省すべきは反省して行動すべきだ。みずからがいろいろな工夫をして信頼回復にとりくんでほしい」と要望し、今後もKの行動を注視していくことで、今回をもってひとつの区切にした。
 なお、関係者の多くは、糾弾会での不十分なKの回答に、今後もみずからの変革を迫っていくことの必要性を確認した。

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