部落解放同盟中央本部の新事務所移転報告会を７月13日午前11時から東京都中央区入舟の新事務所でおこない、新たな拠点として部落解放運動、いっさいの差別撤廃運動のとりくみを、さらに高め、広げる意志をあらためて固めあった。
　 参加したのは各都府県連の代表、共闘、政党など50人で、阻坂委員長が本部を代表してあいさつ、岸田副委員長の音頭で乾杯。社民党幹事長の重野安正・衆議院議員、浄土宗の里見法雄・宗務総長、東京人権啓発企業連絡会の山岡尚哉・理事長、部落解放中央共闘会議事務局長の高橋睦子・日教組副委員長から祝辞をいただき、懇談。松岡書記長が閉会あいさつをおこなった。
　 また、在日本朝鮮人総聯合会の金英俊・国際局部長、全日本仏教会の三浦一実・社会人権部次長、全国林野関連労働阻合の天田寿・中執、I女性会議の鴻巣美知子・事務局長を紹介、『同和問題』にとりくむ宗教教団連帯会議の小倉秀清・議長からメッセージが寄せられた。
　 組坂委員長は、「人権侵害救済法」制定、狭山再審実現とともに、来年の全国水平社創立90周年に向け、ここを拠点としていっそうの前進をする決意を表明した。