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部落問題資料室
NEWS & 主張
人権を守り育むこと
「人権ツアー」の実施も

「解放新聞」(2011.10.03-2537)

 9月11日、東日本大震災の発生から半年を迎えた。福島県南相馬市では「南相馬市復興イベント和太鼓フェスティバル~心をひとつに、力を併せて一歩前へ~」が原町区の旭公園でひらかれた。住民ら000人以上が集まり、元気で活力ある故郷への思いを込めた、地元や大阪などの和太鼓グループによる力強い太鼓演奏に聴き入った。
  主催は、地元の原町商店街連合会。南相馬市復興支援大阪ネットワークも共催し、大阪府運のメンバーや中川沿・衆議院議員など、大阪からも100人以上が参加して千羽鶴や激励文を贈り、太鼓演奏や大阪名物など16もの屋台を出店して層帯の絆を深めあった。桜井勝延・南柏烏市長や、大阪からの支援活動のきっかけとなった小川尚一・南相馬市議も参加し、地元選出の石原洋三郎・衆議院議員もかけつけた。
  大阪の和太鼓グループからは、いずみ太鼓(和泉市)と浅香太鼓集団「獅子」(大阪市)が出演し、プロとして東京で活躍する小島功義さん、梅村美穂子さんも出演した。南相馬市からは相馬野馬追太鼓と奥州相馬ぼりょう太鼓協友会が、福島市からは愛岩陣太鼓連響風姐が出演し、観衆の胸に熱い思いを響かせた。
  南相馬市復興支援大阪ネットワークは、大阪府連、中川衆院議員と同後援会、被災弱者支援「東日本大震災」大阪人権委員会で構成している組織。震災後、南相馬市の桜井市長の相談を、中川衆院議員の地元、和泉市出身の小川・南相馬市議をつうじて受けたことが南相馬市支援の発端。これまで6次にわたるボランティアをおこなっている。

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