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部落問題資料室
NEWS & 主張
新宮に救援物資運ぶ
近畿東海北陸ブロックの青年が

「解放新聞」(2011.10.17-25389

 【京都支局】紀伊半島を襲った台風12号(3月4日)の被災地に9月10日、近畿東海北陸ブロックを代表して、和歌山県連、奈良県連、京都府連の青年7人が和歌山県新雪市に救援物資を運んだ。京都府連青年部からは仲村良昭・部長が同行し、届け先の新宮市職業訓練センターにカセットコンロ100台、ガスボンベ1134個を届けた。
  京都は、9日に出発、道路の陥没などで渋滞に巻き込まれながらもすすみ三重県の熊野市で宿泊。途中、台風で鉄橋が破壊された現場を見たり、宿泊先のホテルも地下が水没したためエレベーターが使えず、また節水のためシャワーしか使えなかった。周りの店は浸水のためほとんどが休業状態だった。
  10日9時、奈良県連の谷田貴雄・県連青年部長らと熊野市役所で合流し、新宮市職業訓練センターに向かい、新書支部の中上和年・支部長や和歌山県連の松根洋子・県連女性部長、松井資喜・県連青年部長らが出迎えた。
  救援物資を下ろしたあと、被災状況を聞いた。「知り合いが屋根の上に逃げたが水が屋根まできたので泳いで3階建ての家に逃げた」「多くの家が浸水した」「家に車が刺さっていたり、瓦礫や木が散乱している」との説明を聞いた。
  府連青年部は、「救援物資も大切だが、一番は、何かあればすぐに仲間が駆けつけるから大丈夫、という気持ちを運ぶことが大切だと思う。青年が先頭にたち、今後もどろだしや瓦礫の撤去などの要請があれば行きたい」と語った。

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