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部落問題資料室
NEWS & 主張
仮設住宅に縁台搬送
製造、運搬も共同で展開

「解放新聞」(2011.11.07-2542)

 栃木県連栃木市協議会 (川田薫・議長)のメンバー8人と神奈川県連(三川哲伸・委員長)のメンバー9人は10月23日午後、宮城県気仙沼市内で合流し、旧新城小学校跡地の応急仮設住宅(41戸)に縁台を設置した。翌24日には、気仙沼市内と、岩手県陸前高田市、大船渡市を視察し、被災者から体験などを聞いた。
  この縁台設置は、福岡県連のボランティア隊による仮設住宅への縁台設置(気仙沼市鹿折中学校グラウンドの応急仮設住宅、2524、2527号既報)の流 れを継ぐ、ボランティア活動の一環。NPO人権センターHORIZONを通じて気仙沼市のボランティア団体「ゲットバックス気仙沼」から受けた要望をもとに、栃木市協が人権センターとちぎで完成寸前まで製作し、トラックに積んで旧新城小学校跡地の応急仮設住宅まで運んだ。
  現地で完成させて仮設住宅にすえつける作業は、栃木市協のメンバー8人を中心に、神奈川県連のメンバー9人も加わって共同で展開。やや暑い秋晴れのもと、仮設住宅の人たちと交流しながら、和気あいあいと作業した。
  栃木市協はまた、メンバーが作った新米(ミルキープリンセス、コシヒカリ)を同仮設住宅の各戸に3キロずつ贈呈。ゲットバックス気仙沼へは、福岡県連いらい一連の縁台づくり費用のカンパとして神奈川県連から5万円を贈った。

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