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部落問題資料室
NEWS & 主張
子どもの実態を報告
差別の現実に学び
人権保育研究集会で

「解放新聞」(2012.02.13-2556)

 【広島支局】「部落差別をはじめあらゆる差別の現実に学び、人権保育を創造しよう」をテーマに、2011広島県人権保育研究集会・尾道市人権保育研究集会を10月23日、尾道市公会堂でひらき、520人が参加。全体集会と8つの分科会を通して活発な議論と交流をおこなった。
  全体集会では、沖村暁美・広島県解放保育連絡会会長が、「子育てにかかわるすべてのおとなが、子どもたちの姿を語ることをとおしてみずからの姿をふり返り、とりくむべき課題とその方向性を明らかに」とあいさつ。続いて集会基調を山下真澄・連絡会事務局長が提案した。
  記念講演は、「網の目からこぼれる子どもたち~子どもが壊される~」と題して広島県立東部子ども家庭センターの香渡清則さんがおこない、深刻化する児童虐待や、家庭機能が破壊されている実態を具体的にのべ、「今年は広島市中学校教師結婚差別事件から20年になる。彼女は部落差別によって命を奪われた。同和教育運動は、こんなことがあってはならないと総括してきた。そのことをしっかり認識して解放保育運動にまい進しよう」と話した。

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